設立にあたって

■設立目的

福井県・若狭路(嶺南地域)を舞台に、恵まれた自然・文化・歴史・食を見直すと共に、この地が育んだ住民の人柄をプラスし、いろいろなモノを繋げることで地域の活性化を実現し、その先に広がる真のハピネス空間を創造していくと同時に、この地への愛を深めていく。

■設立趣意書

世界では、人が人の命を奪い合う争いが多く行われています。人は皆、かけがえのない命を授かっているはずなのに…。

私どもは、自分たちの生活に直結し、一番重要視する福井県嶺南地域の景気を活性化させることをきっかけとして、人と人、地域と地域との交流を生み出し、仲間意識を高め、利己主義に染まりつつある現代社会を脱却し、新たな「幸せ」の価値観を生み出したいという考えから、ここに「一般社団法人 若狭路活性化研究所」を設立することといたしました。

この「一般社団法人 若狭路活性化研究所」の現実的な活動としては、若狭の自然・文化・歴史・食・人情…等をベースとして新たな価値をプラスし、若狭本来の底力を多くの方々に知っていただき、ファンになっていただけるような活動を繰り広げていきます。また、次世代を担って立つ幼児・子供たちの健全な育成のために、活動していきたいと考えています。それは「スポーツ」「歴史」「文化」「体験」…いろいろな分野に広がることと思いますが、常に「心が繋がる事」を最大の目的とし、積極的に活動していきたいと考えています。

■コンセプト

「若狭路ハピネス空間」の創造

人は一人では生きていけない。人は感情を持ち、感情によって成長し、幸せをも感じる。人は人との交流の積み重ねから得た経験によって価値観を育み、自分の生き方を形成していく。

若狭路活性化研究所では、自然・文化・歴史・食……多くの恵まれた素材を保持する若狭の地を舞台として、この地を活性化することをきっかけとして、人が何気なく見過ごしがちな「幸福」を再確認していただける場所、幸福の意味を考え・気付くことの出来る場所になればと考えています。

あくまでも「地域活性化」をきっかけとし「活性化」の為に必要な住民の「知恵」「協調性」「行動力」「勢い」「繋がり」…を多く創造し、通常化する事により、お金では造る事の出来ない・買う事のできない貴重な空間『色』『薫り』『気色』『味』を生み出し、育てていきたいと考えています。

その先に、この地でしか感じることのできない、この地だからこそ出来る、この地の「幸福の形」が形成され、この地に生き付く人々の心を癒やし、命を感じ、感謝する瞬間がおとずれるでしょう。その時がこの地で生活する人々の幸せの瞬間だと信じ、若狭路活性化研究所は前進いたします。