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田辺がピックアップ!クラフトビールをきっかけに心の交流を!

湖上館パムコがオープンした2000年、私は29歳でした。

当時、父から譲り受けた民宿「湖上館」を、何とか地域に貢献できる宿泊施設として成り立たせたいと考えていました。

そのうえで「差別化を図るためにも、この地域の特徴を活かした目玉商品が、この地、この施設には必要なんだ!」。そして「人と人との交流を円滑にするにはアルコールも必要よね!」と考えました。そこで、地元の特産品である「福井梅」を使用したクラフトビールの醸造にチャレンジし、苦戦しながらも製造許可をいただきました。巷ではまだ「地ビール」と呼ばれていたその頃、醸造所は日本全国で300カ所ほどしかありませんでした。

それから25年が経ち、現在ではなんと900に迫るほどに増えています。それぞれの醸造所が独自性を打ち出し、醸造所間で切磋琢磨することで、世界レベルで評価されるクラフトビールもつくられるようになってきました。1994年の酒税法改正から幾度かのブーム、醸造家たちの研鑽などによって構築されてきた我が国のクラフトビール文化の中で、湖上館パムコもオープン時から地道にビールづくりを続け、レストランで多くのお客様に楽しんでいただいてきました。

そして、この度、「宿泊旅行の醍醐味(思う存分飲んで、眠くなったらすぐに寝られる!)」を最大限に活かし、若狭の料理とともに「おいしいクラフトビール」を楽しんでいただこうと、日本全国から個性豊かなクラフトビールをピックアップして提供する企画を立てました。

観光でお泊りされるお客様はもちろんですが、今回の企画は「地元の方々」にも楽しんでいただきたい!なかなか味わえないクラフトビールを楽しんでいただきながら、人と人との心の交流が芽生え、楽しい繋がりの中で新たな世界が広がっていく機会になったら最高ではないかと考えています。

人と人、心と心が繋がるきっかけとして、お越しいただけると幸いです。楽しいクラフトビールをあれこれ取り寄せますので、ぜひ皆様お誘い合わせの上、遊びに来てくださいね!お待ちしております。

(代表理事 田辺一彦)

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