毎年、春から秋にかけて、中・高校生の皆さんが「教育旅行」に来てくれます。この若狭で自然や田舎といった「非日常」を体験すると同時に、この「非日常」の中で仲間との繋がりを感じることを目的に訪れてくれています。
その中での一コマ、「湖カヤック体験」を弊社で請負わせていただいているのですが、今回は神戸から中学生が来てくれました。
天候も良く、最高のコンディションの中、さすがに皆さん元気いっぱい!活き活きしまくり!そんな皆さんからパワーをいただき、私もすごく元気になりました!


と言いつつ、今日のテーマはオッサンの趣味である「湖に注ぐ小川」の話です。身近な人からは「何回も聞いてるで…」と呆れた声が聞こえてきそうですが…。

「湖に注ぐ小川」。つまり、最終的に小川が湖や海に繋がる「注ぎ口」となる場所。ここが好きなんです。ただ、その条件として、「注ぎ口が砂地」だということが必要なのですが。
何が好き?って、「今ある注ぎ口(コース)の流れを確認し、尊重しながら、新たな注ぎコースを作るために、砂を盛り、水の流れを作り、そこを新たな水の流れるコースにする」のが好きなんです。まぁ、理解できない方にとっては、単なる砂遊びなのですが。
現在の「水の自然な流れによってできたコース」の、どこにどの様な力を加えると「新たなコース」ができるのか?ということを想像しながら実験していくのが好きなんです。面白いんです。幼少期からずっと50年間好きなんです。
新たなコースを作ることによって、そこを流れる水たちが、キャーキャーと喜んでいるように見えてならないのです。「もっと面白いコースを作ってよ!」と声をかけられているようで嬉しくなるのです。楽しくなるのです。頑張ってしまうのです。
私の性格そのものなのかもしれません。この感覚、私が生きている間はお付き合いしないといけないんでしょうね。
以上、オッサンの趣味。「湖に注ぐ小川」のお話でした。
さて、名残惜しい「小川の注ぎ口」に後ろ髪を引かれつつ、救助艇でカヤックの監視をしっかりと行ってきます!
(代表理事 田辺一彦)
