この事業は、若狭三方五湖周辺で縄文時代から数千年にわたり紡がれてきた「持続可能な循環文化」を、単なる記録としてではなく、現代から未来に活きる「生き方の知恵」として継承していくことを目的に進めている事業になります。
次の世代のためにすべきこと

「温故知新」による新たな価値観の創造
どの地域においても社会の変化に伴い「生き方」や「働き方」が変わってきていますが、私たちは今一度、この地に根付く現在までの文化・習慣を見つめ直すべきだと考えています。縄文時代から続く、自然の恵みを活用し循環させる「居・食・住」のスタイル、そして人々の心を一つにする「祭り」。これら先代たちが築き上げてきた生活スタイルを学び、現代に合ったカタチで再構築することで、今の時代に求められる新たな価値観や「あるべきスタイル」を模索していきます。
自然への感謝と持続可能な循環
私たちの活動の根底には、自然を活用して生きていくことで自然への感謝の思いが強まり、それが自然を大切にする心へと繋がるという「上向きのスパイラル」の思想があります。かつての循環文化を現代の文脈で継承することは、住民が地域の自然や歴史を誇りに思うきっかけとなります。この「自然再生」と「文化継承」が一体となった仕組みを構築することで、地域全体が喜びを分かち合える「若狭路幸せ空間」の創造を目指します。
次世代へ繋ぐ「誇り」と「夢」
この事業を通じて、地域の若者たちに「自分たちの生まれ育った場所には、世界に誇れる稀有な魅力がある」ということを伝えていきたいと考えています。過去の知恵を学ぶことは、決して後ろ向きなことではありません。「やる気と協力者がいれば、歴史を活かして面白い未来を創り出せる」ということを示し、若者たちがこの地でチャレンジし続けられる、夢のある空間を創造することが私たちの使命です。
「足るを知る」精神の共有
かつての観光産業のように、ただ規模を追い求めるのではなく、「自分たちが求める理想の空間とは何か」を問い直し、「足るを知る」精神を大切にしていきたいと考えています。地域住民が生き生きと活躍でき、生きがいを感じられる持続可能な仕組みを作ること。そして、この地を訪れる方々ともその価値観を共有し、末永いお付き合いができる関係性を築いていくことが、真の文化継承に繋がるのだと信じています。
主な活動
▼85歳の師匠と55歳の弟子。三方五湖の文化を次世代へ
140歳コンビが三方五湖を沸かす。プチ漁師作業、始動
▼海山地区の今後の祭事問題
少子高齢化・若者離れが続く地域の現状と今後のベストスタイル