大学を卒業して30年以上の年数が経過しました。22歳で卒業して、それまでの倍以上の年数を過ごしていることになります。
私が学生を卒業する頃、両親は今の私(54歳)ぐらいの年齢でした。
その頃の私は、両親を含めた大人たちを見て、「何でも知っている。分かっている」と感じていました。「しっかりとした思想の元で、すべてを理解し、納得して、迷いなく生きている」。そんな風に私の目には映っていました。
そして、その年齢になった自分は今どうだろうか?と自らを省みてみると、「全然 今でも知らないことだらけ、分からないことだらけ」「今でも迷ってる。毎日毎日迷っている」「大笑いする時もあれば、泣きたくなることもしばしばある」。
こんな感じなのか、54歳って。そして、その頃の両親もこんな感じだったんだろうな、と。
「泣いたり」「笑ったり」「怒ったり」「喜んだり」。何年生きようが、人間は人間。みんな、心を持った人間なんですよね。
さて、人生100年時代。まだまだ人生折り返し地点です。
これからも人間らしく、自分に素直に、自分をさらけ出して生きていこう。「人の心」を大切に生きていこう。生かされている今の環境に感謝して、ありがたく生きていこう。
そして、父さん、母さん、ありがとうね。これからもまだまだ心配かけると思うわ、きっと。よろしくね。
なんて、これが54歳になったオジサンの現在地です。
(代表理事・田辺一彦)