若狭町観光船レイククルーズの舵の部分が故障した関係で、船を上架することになりました。
通常は年に一度、「船首」から上げるのですが、今回は臨時で「船尾」から上げる必要があり、なかなか困難な作業となりました。「船首」から上げる場合は、最後の最後までエンジンを稼働させ、その力で船体を押し上げることができるのですが、「船尾」から上げるとなると早くにエンジンを停止する必要があり、余力を活用することができないため大変難しい作業となったのです。
このような上架の方法は今までに経験がなく、何日も前から不安だらけでした。「風」「波」「水位」…いろいろなことが気がかりとなり、いつも落ち着かない心理状態になっていました。苦しかったぁ…。
しかし、何とか計画通りの上架作業ができ、大喜び。事前にスタッフミーティングを念入りに行ったこともあり、迷うことなく上架作業を行うことができました。もちろん、まだ故障箇所は修理できていないのですが…。

この上架作業の後半、船の微妙なポジション調整のために、私が湖に入って船と綱引きをしました。
「こんな大きい船を一人の人間が引っ張れるのか?」と半信半疑で望んだ綱引きでしたが、これがなんと動くんですよ!引っ張りながら自分でもビックリ!「動いてる~!動いてる~!」と叫びながら引っ張ることができました。
「結局、最後は人力かい!」「人力、恐るべし!!」と勉強させていただきました。
進化の激しい現在社会。その中においても「人力」は捨てたもんじゃない!事は「チームワーク」で成し遂げられる!
結局最後に頼りになるのは「人」なんだと感じました。
観光船さま!早く直ってくれよ~!!よろしくお願いします。
(代表理事 田辺一彦)