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すごい能力をお持ちだったのですね!

今年の夏もカヤックツアーを通じて、たくさんの方々に若狭の自然を楽しんでいただきました。私はガイドとして皆さんをお連れする関係上、自分が知り得る「若狭の自然・文化」について、ツアーの雰囲気を考慮しながらお話をさせていただきます。

こんな私(脳みそ筋肉男)ですから難しいことはお話できないのですが、皆さんが「知らないだろうと思われること」をおもしろ?おかしく?お友だち感覚で説明させていただいています。話題の中には、私自身が不思議に思っていることも多々あり…今回はその一つをお伝えさせていただきます。

それは、どのように解釈すれば良いのかわからない『縄文人たちの能力』についてです。

三方五湖沿いは鳥浜貝塚があることからも分かるように、縄文人たちが好んで暮らしていた場所でした。「湖」「海」「山」が近くにあり、食材にも困らない点からこの地を好まれたのだろうと推測されます。鳥浜貝塚(縄文人達のゴミ捨て場跡)からは、「湖の幸(しじみ・鯉・エビ…等)」や、「山の幸(イノシシ・シカ・木の実…等)」や、「海の幸(サザエ・アワビ…等)」が出土され、生きていくためにさまざまなものを採取し、食べていたことが確認されています。

ここまででも「へぇ~、すごいな!」と感じるのですが、カヤックツアー中に海に潜りながら考えると、「私は今、水中メガネを着けて潜っているから海中が見えているけれど、縄文人たちが水中メガネを着けていたはずはなく、ならば裸眼。私はどれだけチャレンジしても、裸眼ではサザエもアワビも探すことができない…。縄文人たちはどうやってサザエ・アワビを獲っていたのだろうか?現代人とは違う【目の能力】を持っていたのだろうか?」と思ってしまうのです。

もちろん岩場の波打ち際でもサザエを確認することは稀にありますが、それにしてもアワビはいません。それなのに、貝塚(ゴミ捨て場)からはたくさんの殻が出土している。

やはり縄文人、恐るべし!素晴らしい機能を備えた目をお持ちだったのでしょう。

視力だけではなく、身も心も総合的に「その時代を生きるための、現代では考えられない能力」をお持ちだったのだろうな。

素晴らしい!

その能力は、この三方五湖で生きている私たち子孫にも、少しは遺伝しているはず……と信じ、まだまだチャレンジしていこうとあらためて考えているのでした。

(代表理事 田辺一彦)

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