2025年正月には、まさか自分がイタリア・コマッキオで『うなぎ祭り』に参加しているとは、想像もしていませんでした。それが、今、イタリア:コマッキオを訪れているとは…我ながら、なかなかのスピード感にびっくりしています。
しかし、これは行動力の証。「仲間」を募り、「活動内容」を決め、「未来戦略(夢)」を語り、「決断」し、そのために「必須な事柄」を押さえていく。これら一つ一つを積み重ねてこられたからこそ、イタリアに足を運ぶことができました。
それでも、多くの経費と時間が必要となり、さらには家族の合意、それ以外にも日々関わりを持ってくださっている皆さんのご理解も必要で…と、この地に立つことは簡単ではありません。だからこそ、ここイタリアに来られた要因をあらためて考えると、「この計画には、本人だけでなく、関係されている皆さんの楽しい夢が描けている」ことを強く感じています。関わる皆さんにも、共に楽しい夢を見ることができる「未来企画」だと感じていただけたからこそ実現したのです。


かけがえのない仲間たちとの出会い
「イタリアで行われている様なうなぎ祭りを若狭でやろうや!そして、そこから地域の活性化に繋げよう!」という呼び掛けに合意してくれた仲間たち。まずもって、この存在はとても大きかったです。普通に考えたら難しい提案に対して、「面白いやん!」と乗ってくれた仲間たち。客観的にみたら「そんな大それたことを、勢いだけで軽はずみにめざしても…」と、思われてもおかしくないことかもしれません。それに本気で進もうとする仲間たちの存在がありがたかったです。
すごく近くにいた天使
「イタリアに視察に行きたい!」と考え、「イタリアに詳しく頼れる方がいないだろうか?」と探しているときに出会った野原様。20年間イタリアでソプラノ歌手として活動されていた彼女の存在は大きかったです。
相談を持ちかけたときも、二つ返事で「おもしろそうだから協力する!」と。さらに「また相談させてください!」とお願いしたときには「『また』って言ってたら全然進まないのよ!『いつ』かを今決めて!」と…。なかなか今まで感じたことのない圧力でしたが、そのおかげで今、イタリアに来られていることを感謝しています。この迅速さがイタリア仕込みなのか?と、自分と比較していろいろなことを考えさせられました。
また、渡航計画から現地の案内や通訳まで、すべてにおいてお世話になりました。本当に素敵な方との出会いに感謝ばかりです。この様に考え、行動が早いからこそ、イタリアで20年もの間、活躍できたのだろうと勉強になりました。
100年の鰻屋の老舗「田舎庵」様の温かいお心
10年前から「コマッキオのうなぎ祭り」に参加している田舎庵様にご指導をいただきたいと思い立ち、「いきなり電話」をして、「いきなり訪問」して、「勝手な思い」をお聞きしていただきました。そんな唐突な申し出にも関わらず、快くうなぎ祭りへの参加を承諾してくださった田舎庵様にも感謝ばかりです。
「コマッキオのうなぎ祭り」の真髄を教えていただくと共に、日本国内で開催する「うなぎ祭り」のあり方に対してアドバイスをいただき、三方五湖へも視察に来ていただけました。うなぎ愛に満ちた田舎庵様のご理解がなければ、このイタリア行きが叶うことはなかったと思います。特に、専務である緒方仁様はとても穏やかな人格者で、誰に対しても謙虚にリスペクトする姿に人としての深みを感じるお人柄で、見習いたいところが多々ありました。この部分だけでも多くの学びをいただきました。
留守の間も生活を守ってくれる職員と家族
理解者イタリアに行くメンバーだけではありません。職員や家族…この部分を軽く考えてはいけません。いわゆる身内の理解・合意がなければ、そもそも何もはじまらないからです。身近なメンバーだからこそ「感謝の心」が疎かになりがちですが、こんなに私たち渡航者のことを思ってくれている人たちはいません。このことを肝に銘じ、イタリアでは一歩一歩、確実に大切に歩んでいきたいと強く思っています。
私たち渡航者は、この様にさまざまなありがたく奇跡のような「人と人とのつながり」によってイタリアにいます。だからこそ、この「奇跡」のつながりに素晴らしい花を咲かせ、その先に実を結ばせる必要があるのです。
何年かかろうとも、じわじわと、皆さんが幸せを感じる成果を残したいと考えています。
何とかしたい。がんばります。
(代表理事 田辺一彦)
