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もうすぐ最後の年縞掘削。やっぱり「人」が宝です

それぞれの人生に、それぞれの模様があり、とても面白いですね!

何も「派手」でなくても、「有名」でなくても、「特別」でなくても、面白い話はたくさんあります。成功話も楽しいけれど、失敗話の方が倍ほど面白いし、何倍も勉強になります。また、面白い話や成功話をたくさんお持ちの方は、失敗話もたくさんお持ちで、それが人としての深みとなり「生きる力」に変換されているように感じます。

そろそろ三方五湖(水月湖)では、「最後の年縞掘削」が開始されます。その準備として現在、ボーリング調査に使われる「やぐら」の建設が進められています。

今回の年縞掘削が、なぜ「最後」と言われているか。それは、ボーリング技師で人間国宝級の腕をお持ちの方が高齢となり、このボーリング調査を最後に引退されると言われているからです。

「そんなにすごい技術をお持ちなのですか?」と関係者にお聞きすると、「誰も真似できない技術なんです。その方の下に、若い技術者もいるのですが、なかなかその方の技術を習得することは難しいのです。なにせ50年の歳月を経て養った技術ですから、文字・言葉にはできない感覚的な部分が多いようで…」と。
年縞研究者が納得できるボーリング調査をしてくださる方は、世界でこの人だけ。まさに、世界で唯一の技術の持ち主なんだそうです。凄すぎます…。

この方、国からの依頼で基地建設に伴う海の地盤調査にも関わっていらっしゃるようですが、どこへ行っても、その地域の住民には嫌われる存在なんだそうです。ところが、三方五湖へ来たときには、皆さんの目が温かくて、ヒーローのように扱っていただけるのでとても嬉しいとか。それはそうですよね。

今晩、その技術者(人間国宝級)の方と夕食を一緒にさせていただけることとなり、とても楽しみにしています。いろいろな裏話がお聞きできるはずですので、またブログでアップさせていただきますね!楽しみです!!

人にはそれぞれ、「派手」でなくても、「有名」でなくても、「特別」でなくても、面白い話はたくさんある。そんな話をお聞きしながら、そんな方々と繋がりながら、楽しい空間をつくっていけたら最高だと考えています。

やはり「人」が宝ですね。

(代表理事 田辺一彦)

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